設立の目的
科学技術の進歩に伴ない、臨床検査の分野も高度化・専門化・細分化されてまいりました。また、私たちを取り巻く社会的・経済的環境も大きく変化しつつあります。臨床検査技師が臨床検査のプロとして、所属施設のニーズはもとより神奈川県民の健康ニーズに応え、職域および地域社会に貢献し続けるためには施設内で通用する知識や技能のみならず、マーケティング理論を学び公的資格を取得し、さらには情報収集解析能力・語学力・対人折衝能力・プレゼンテーション能力などを身に付け、自身の市場価値を高めなくてはなりません。
生涯にわたる継続学習の必要性は論を俟たないところですが、単なる研修会では人材が育成できないことも自明の理です。
「じんりんぎ大学校」は明確な目的に向けて明瞭な到達目標を掲げたプログラムを構築することにより、「社会が求めるサービスを提供し得る臨床検査技師」の育成を目的としています。
建学の理念
保健・福祉・医療を中心とした全人的な生涯教育を組織系統的に行い、臨床検査技師の技能レベルおよび意識レベルの向上と専門キャリアの形成を図り、もって、県民が質の高い人生を送れるトータルヒューマンサービスの実践を通じ、職域・地域・国際社会へも貢献しうる人材を育成する。
教育の理念
高度専門化と分化の流れに即し、バランスのとれた知能・技能・行動特性を有し、就業能力の向上に努め、事象を俯瞰し創造する能力を高め、医療従事者として職業倫理観の高揚をはかる。
教育目標
1.豊かな教養の醸成
2.ゼネラリストの育成
3.マルチライセンスの取得支援
4.スペシャリストの育成
5.スーパーバイザーの育成