会長挨拶

就任のご挨拶

一般社団法人 神奈川県臨床検査技師会 会長 片川 一之

 

 

 

先に開催されました令和2年度定時総会に於きまして役員改選が行われ令和2・3年度新役員が承認されましたので新役員を代表しまして就任のご挨拶を申し上げます。
 二期目の会長職となりその重責に改めて身が引き締まる思いでおります。今期は新たな理事6名を迎え、総勢20名の理事による新体制での船出となりました。女性理事も7名と増えより多くの女性会員の皆様の声を反映していけることと思っております。
 今年初めより発生した新型コロナウイルスという新たな感染症拡大により日本のみならず世界中が大変な状況となり、医療現場は医療崩壊にも陥りかねない危機的状況を経験した中で、会員の皆様は大変なご苦労をされていることと存じます。また、緊急事態宣言により技師会活動も自粛となり会員の皆様には大変なご迷惑をおかけして参りましたが、先の宣言解除に伴い当会事業も徐々に再始動していきたいと考えております。
 COVID-19対応の中で、検体採取・PCR検査など各医療現場において臨床検査技師は重要な役割を担っております。今後、発生も懸念される第2波、第3波に備え、当会といたしましても関係機関と連携し応援できる体制を構築していかなければと考えております。
 また、タスクシフト、AIの導入、教育カリキュラム改変による対応など、私たち臨床検査分野においても急速に変化が進んでおります。これまでの諸先輩が築き上げてきた臨床検査の知識・技術を継承しつつ、それに加えこれからは社会の動向を敏感に察知し様々なニーズに合わせ新たな臨床検査への取り組みを追及していかなければなりません。
 職能団体としての当会は、衛生思想の普及および啓発、地域保健事業への協力を行うとともに知識・技術の向上を図り、県民の公衆衛生向上と健康の保持・増進に寄与することを目的としています。職能を通じ社会貢献に繋がる事業を展開し、次世代を担っていく人材育成も重要な課題となってまいります。
 当会の歴史は昭和23年に神奈川県細菌協会として誕生、昭和26年神奈川県公衆衛生検査協会となり、昭和37年には神奈川県衛生検査技師会と改称されました。その後、昭和52年に神奈川県臨床衛生検査技師会と名称変更、平成25年に一般社団法人となり現在の神奈川県臨床検査技師会へと移行し会員数3500名を超える技師会となりました。
 長い歴史を持つ当会の名を汚すことなく、会員の皆様の声を反映し、そして少しでも皆様にとって有益な事業が展開できるよう役員一同全力で取り組んでまいる所存でおります。
 当会発展のため今後も一層のご支援・ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

令和2年6月